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<候補走る 衆院選北海道4区>下 中村裕之氏(60)=自民前 地方暮らしの実感訴え

 「雨の中、すいません。風邪引かないでね」。荒天に見舞われた20日のJR小樽駅前。小樽での第一声となる街頭演説を前に、集まった有権者に駆け寄って気さくに声を掛けた。

 物おじしない明るい性格で「3期9年の間に、党内や省庁で多くの人脈を築いた」と自負する。中村氏を知る政治家も「一緒にいると、こっちもおおらかになる」(安倍晋三元首相)、「政治の世界で実績があるのに、(親しみやすい)普通のおじさんみたい」(今井絵理子参院議員)などと人柄をたたえる。

 出身地である人口約1万8千人の余市町で今も暮らしている。公示日の19日は後志管内の町村部を回り「都会でしか暮らしたことがない人とは違う。地方の暮らしの実感を官僚に伝え、政策に反映させてきた」と強調。地方を熟知することが、農林水産副大臣としての強みにもなっている。

 地元に長く暮らすからこそ「後志には世界ブランドになれるものがたくさんある」と確信する。世界中から観光客が訪れるニセコ地区のパウダースノーを例に「マーケット(市場)が広がれば、価値は何倍にもなる。その手助けをしたい」と繰り返し訴える。

 価値を高めるには、まず交通ネットワークの整備が必要と考え、高規格道路の延伸に力を入れてきた。街頭演説では「2030年には倶知安まで開通させるよう頑張っている」と意気込みを見せた。

 4期目を目指す今回は、野党候補との初の一騎打ちとなった。古くからの支援者の1人は「厳しい戦いなのだから神妙な顔をすればいいのに、明るすぎる」と苦笑しながらも「それが良いところなんだ」。キャッチフレーズと同様に「明るく、でっかく、堂々と」最後まで政策を訴えていく。(谷本雄也)

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