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北海道4区、初の一騎打ちへ 2氏、支持固めへ臨戦態勢 19日衆院選公示

 衆院選は19日に公示される。道4区(後志管内、札幌市手稲区、西区の一部)は自民党前職の中村裕之氏(60)、立憲民主党公認の新人大築紅葉氏(38)の2人が立候補を予定しており、小選挙区比例代表並立制となった1996年以降、初の一騎打ちの構図となりそうだ。新型コロナウイルス対策や1次産業振興策、寿都町と神恵内村で進む高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査などを争点に、31日の投開票に向けた論戦が繰り広げられる。

 4選を目指す中村氏は解散後は地元に戻り、管内町村部や小樽市など道4区管内を精力的に活動している。18日も朝からJR小樽築港駅前で街頭演説したほか、札幌市内で支援を受ける企業や団体を回り、支持固めを図った。

 野党共闘による対立候補の一本化で、自身も初の一騎打ちとなる見込み。中村氏は「大変厳しい選挙。これまで成果も上げてきた。地域のために役に立つのは私の方だと訴えたい」と強調した。選挙戦では高規格道路の延伸や1次産業の基盤整備など3期9年の実績や産業振興推進策などを訴えていく。

 公示後は序盤に町村部を回り、その後は大票田の小樽や札幌を中心に浮動票を含めた票の掘り起こしを狙う。党内の人脈も生かし、麻生太郎副総裁が25日にJR小樽駅前など、高市早苗政調会長が21日にJR手稲駅前に応援に入る予定だ。

 新人の大築氏は38歳の若さと行動力を前面にアピールする。「新しい世代から、新しい政治を。」をスローガンに、地方への移住促進や子育て支援、看護師や保育士らの所得向上を通じ、道4区管内全体の暮らしの底上げ目指す。

 解散後は、15日に札幌入りした立憲の枝野幸男代表とJR琴似駅前で演説し、2児の母としての経験を語りながら「子どものための予算を倍増させ、地方を元気にしたい」と訴えた。

 事業者や支援者宅も精力的に回り、18日も故郷・小樽の入船十字街で、車で出勤する会社員らに手を振った。出馬会見から2カ月しかなく、知名度不足が課題だが「窓を開けて『頑張れ』と言ってくれる人もいた」と手応えも感じている。

 公示後は街宣車で管内各地を巡り、駅やスーパーの前で演説する。22日には党政調会長の泉健太氏が応援で余市町に入る予定だ。(平田康人、鈴木孝典、谷本雄也)

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