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有害プランクトン「セリフォルミス」密度高い海域 赤潮被害大

 赤潮が原因とみられる漁業被害が出ている根室、釧路、十勝、日高の全4管内で、有害プランクトン「カレニア・セリフォルミス」が確認されたことが、道などによるモニタリング調査で14日明らかになった。調査では漁業被害が大きいところほど発生の密度が高い傾向があり、低温に耐性があるとされるセリフォルミスが漁業被害の原因との見方が強まっている。

 道や道立総合研究機構中央水試(後志管内余市町)などは9月30日から、被害が確認された4管内の沿岸や沖合で週1回のモニタリング調査を開始。道は分析結果を公表していないものの、北海道新聞が入手した調査結果などによると、10月7日までに海水を採取した計51地点のうち半数超の27地点でセリフォルミスが検出され、うち22地点では近縁種の「カレニア・ミキモトイ」など他のプランクトンより多かった。

 複数の専門家によると、海水1ミリリットル中のプランクトン量を示す細胞密度は500が赤潮発生の一つの目安とされる。今回の分析でセリフォルミスの密度は、昆布森漁協(釧路管内釧路町)で730、十勝管内広尾町で490となるなど、漁業被害が大きいところではおおむね高い密度で確認された。このほかの地点では100以下が大半だが、昨年、ロシアで大規模な赤潮被害を起こしたセリフォルミスが、どの程度の密度で漁業被害につながるかは分かっていない。

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