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衆院選北海道9区 支持拡大、論戦始動へ 自民・堀井陣営:「地元」強調、浮動票狙う 立憲・山岡陣営:共産と中道層、両にらみ

 衆議院が解散された14日、北海道9区(胆振、日高管内)の各陣営が衆院選に向けて事実上の選挙戦に突入した。共産党が立憲民主党との候補一本化のため立候補予定を取り下げたことで、自民党現職の堀井学氏(49)と立憲民主党現職の山岡達丸氏(42)の一騎打ちとなる見通し。両陣営は約2週間の短期決戦に向け急ピッチで準備を進める。

 「この選挙は東京対地元出身の戦いだ。地元のために戦いたい」。堀井氏は解散直前、今回の選挙戦についてこう語った。室蘭市輪西町生まれで、苫小牧の王子製紙勤務、登別から道議に選出された「地の利」を生かす運動を展開する。

 選対本部長代行の千葉英也道議(室蘭市)は「野党共闘に驚きはない。陣営の引き締めを図りつつ、無党派層の取り込みに全力を尽くす」と力を込めた。

 堀井氏はこの日、衆院本会議に出席。解散後、苫小牧入りした。堀井陣営幹部は「厳しい戦いになる。大票田の苫小牧でどれだけ浮動票を取り込めるかが勝負」と気を引き締めた。鳩山由紀夫元首相の地盤だった道9区で2012年に当選して3期約9年。知名度を生かして、都市部の国道沿いや商業施設前など人通りの多い場所を中心に回る戦略という。

 山岡氏は「コロナ対策をはじめ、地域の課題解決のため全力で選挙を乗り切りたい」と話す。山岡陣営は14日、室蘭市内の選挙事務所でポスターの張り替えや16日に苫小牧市内で開く総決起集会などに向けた準備に追われた。共闘により共産党支持層からの票の上積みが期待される一方、離反が懸念される中道層や経済人に向けたアピールも欠かせず、両にらみの戦いが想定される。

 立憲民主党道9区総支部の小田中稔幹事長は「コロナに関する経営相談など、現職として地域のために取り組んできたことを有権者に評価してもらいたい」。公示後は若年層が多く大票田とされる苫小牧市を中心に各地を遊説する。連合室蘭幹部は「安倍、菅両政権の総点検と、自民党のコロナへの向き合い方を問う選挙だ」とした。

 堀井氏、山岡氏は西胆振では公示日の19日の遊説を予定している。(衆院選取材班)

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