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<横田教授の「コロナ」チェック>感染者数、全道で底打つ マスクなど基本対策継続を

 道内の直近1週間(10月4~10日)の新型コロナウイルスの新規感染者数は引き続き順調に減り、ほぼ底を打ちました。鈴木直道知事は現在の感染状況が続けば、15日で札幌市内の飲食店への営業時間短縮要請を解除する考えです。経済活動や社会活動が本格化し、人と人が接触する機会が増えます。冬場の感染「第6波」をできるだけ抑えるためにも、マスク着用などの対策を続けてください。

 直近1週間の日別の新規感染者数の平均は、札幌が前週比約3割減の11・3人、札幌以外が約4割減の5・4人でした。いずれも今年に入って最も低い水準となり、新規感染者に占める感染経路不明者も10人以下でした。その他の指標も安定しており、感染再拡大の兆しは見えません。

 道内のコロナ患者は8月下旬のピーク時には5千人を超えていましたが、今月10日には軽症・中等症患者が計200人、重症者は1人まで減りました。夏以降の感染「第5波」が収束し、医療現場の負担も軽減されてきましたが、今が感染「第6波」が到来する前の最も感染者が減っている時期だと考えるべきです。

 今月1日の緊急事態宣言解除後から道が独自対策として継続中の札幌市内の飲食店への時短営業要請は15日に解除される方向です。マスクを外して飲食する機会が増え、感染リスクが高まります。行動制限が緩和される今こそ、一人一人が基本的な感染対策を徹底しなければ、感染の再拡大につながります。慎重な行動が大切です。

 冬の感染「第6波」に備える必要があります。感染者の増加を抑えるには、マスク着用や手洗いと手指消毒、「3密」回避など基本的な対策を継続するしかありません。コロナの主な感染経路となる飛沫(ひまつ)は、人間の鼻と口から出ています。マスクは鼻と口の両方を覆い、頬の部分などに隙間ができないように着用する必要があります。布製またはウレタン製のものを使う際は、内側にフィルターを着けるか、不織布マスクと2重で着けましょう。正しいマスクの着用方法をいま一度、確認してください。(聞き手・田鍋里奈)

 札幌医科大の横田伸一教授(微生物学)が先週1週間のデータを踏まえ、道内の感染状況を分析します。

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