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マリモ保全へ理解深める 天然記念物100年でシンポ 阿寒湖温泉「まつり」開幕

 【阿寒湖温泉】「第72回まりも祭り」(釧路市など主催)が8日、釧路市阿寒町阿寒湖温泉で始まった。初日はマリモが国の天然記念物に指定されて今年で100年を迎えたことを記念したシンポジウムが阿寒湖まりむ館で開かれ、地域のシンボルであるマリモの保全へ向け理解を深めた。

 文化庁文化財調査官の田中厚志氏と、釧路国際ウェットランドセンター顧問の若菜勇氏が講演。田中氏は阿寒湖は世界で唯一、大型の球状マリモの生育地だが、「水草の増加でマリモの回転と光合成が阻害されると球状マリモ消失のリスクとなる」との懸念を示し、「地域の宝である天然記念物の保全には住民の取り組みが必要」と呼びかけた。若菜氏は天然記念物指定の意義について「マリモの生育を脅かす採取や開発への抑止力として役立ってきた」と歴史を振り返った。

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