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イタチ、利尻の森守り88年 野ネズミ駆除、北大が放ち成果

 【利尻】秋になると、海岸の岩のすき間を走り回るイタチがよく見られる。イタチは樹木を食い荒らす野ネズミ駆除のため、1933年(昭和8年)7月に北大農学部の犬飼哲夫研究室が島内に3年間で41匹(雄28匹、雌13匹)を放し、以来88年、島の森を守り続けている。イタチは守護神ならぬ“守護獣”といえそうだ。

 島の森林を食い荒らす野ネズミについては1909年(明治42年)7月14日の小樽新聞(北海道新聞の前身)は、仙法志でカラマツの苗木が野ネズミに食べられて枯れ、農作物も被害を受けていることを報じている。樹木は強風を防ぎ、かつてのニシン漁での鰊粕(にしんかす)づくりや、冬の暖房に欠かせない貴重な資源だった。

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