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中古マンション価格上昇中 札幌中心に 新築時上回る「逆転現象」も

 札幌を中心に中古マンションの価格が上がり続けている。資材価格の高騰を受けて新築マンションの価格がかつてない水準に跳ね上がり、全体の相場が上昇しているため。2、3年前から、価格が割安だった頃の物件を中心に、中古価格が新築時の分譲価格を上回る物件も目立ち始めている。新築は値段が張る割に面積が小さいものが多く、交通や買い物の利便性が高い場所を中心に当面は中古志向が続きそうだ。

 「価格が手頃だった2003年から2006年頃にできた物件を中心に、中古価格が新築時の分譲価格を上回るものが出ている」。円山地区など札幌市中央区を管轄する不動産売買・仲介大手の担当者が、ここ数年の中古マンション市場の動向に驚く。

 直近では、分譲時に約2900万円だった築15年ほどのJR桑園駅周辺の物件が、約4千万円で売れたという。大型商業施設や医療機関が駅に隣接するなど通勤・通学や買い物の利便性の高さが、価格の「逆転現象」が起きても買い手がつく理由とみられる。同様に札幌駅近くの中古物件も分譲時より1千万円近く高かったにもかかわらず、約4千万円ですぐに買い手がついた。

 高級住宅街の円山地区では「築24年のマンションが分譲時と同じ価格で売れた」(不動産大手)といい、古めの物件でも高値がつくケースが出ている。というのも、同地区の新築物件は軒並み6千万~7千万円台に高騰し、1億円超の「億ション」も少なくないからだ。中古ならば室内が広めで、リフォームすれば新築物件に近い形で住むことができることから、30~40代の子育て世代を中心に引き合いが強い。

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