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米価下落、嘆きの出来秋 コロナ長期化で外食需要低迷 農家「生産続けられぬ」

 新型コロナウイルス禍で、道産米の価格下落が続いている。外食産業などの需要が低迷しているためで、ホクレンは2021年産主食用米の卸売価格の目安となる米農家への仮払金「概算金」を2年連続で減額した。コロナ禍が収束しても、すぐに米価が回復する見込みは立っておらず、道内の稲作農家は「このままでは米づくりを続けられない」と危機感を強める。

 「コロナ禍が、ここまで米農家の経営に影響することになるとは」。石狩管内当別町の農業島影勝則さん(82)は、連日の収穫で日焼けした顔に不安な表情を浮かべた。

■概算金2年連続減

 島影さんは今年、9・5ヘクタールの水田で「ななつぼし」を生産。豊作だったものの、今年のななつぼしの概算金は前年比2200円減の60キロ(1俵)当たり1万1千円。米余りで価格が暴落し、前年比2千円減の1万円となった2014年並みの水準だ。農薬やビニールの原料となる原油価格の上昇などで、稲作の経費も年々増えており、収入減は避けられない。

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