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寿都町長選まで1カ月 核ごみ、経済再生争点 片岡氏、財源確保の実績強調/越前谷氏、調査撤回し予算編成

寿都町長選まで1カ月 核ごみ、経済再生争点 片岡氏、財源確保の実績強調/越前谷氏、調査撤回し予算編成

 【寿都】後志管内寿都町長選は10月21日の告示(26日投開票)まで1カ月となった。6選を目指す現職片岡春雄氏(72)と、前町議の新人越前谷由樹氏(69)が立候補し、20年ぶりの選挙戦となる見通しだ。原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査の続行の是非に加え、疲弊した地域経済の立て直しが主な争点となる。ただ、町内は核のごみ問題への賛否で揺れた経緯から、表だった政策論争を避ける空気が漂い、住民からは「建設的な議論がない」と町の将来を危ぶむ声も漏れる。

 片岡氏は5日の事務所開き後、「コロナ禍で地域経済が疲弊している。立て直すことが6期目の一番の課題だ」と記者団に強調した。核のごみの文献調査については来秋にも終わった時点で次の概要調査に進むか住民投票で賛否を問うとし、「(町長選の)争点ではない」との認識を示した。

 一方、越前谷氏は15日に街頭演説に立ち、「町長は肌感覚という独断で文献調査に応募し、町民の分断を招いた」と批判した。「核のごみに翻弄(ほんろう)されない町を取り戻さなければいけない。まずは調査を撤回する」とも述べ、核ごみ問題への対応を最大の公約に据える姿勢を改めて鮮明にした。

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