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サクラマス、命つなぐ婚姻色 中標津・タワラマップ川に遡上

 【中標津】町中心部を流れるタワラマップ川で、婚姻色のサクラマスが次々と遡上(そじょう)している。生涯を故郷で終え、力尽きた姿も見られる。

 遡上の最盛期は9月上旬で、市街で見られるのは月末ごろまでという。14日、中標津経済センター(東2南2)前の親水広場では、体が赤く染まった体長40~60センチほどの数匹が、力を振り絞るように川上へと泳いでいた。一部は雌雄ペアで、川底の砂を掘る様子も見られた。

 国立研究開発法人水産研究・教育機構根室さけます事業所は同川に遡上するサクラマスの採卵とふ化放流を行っている。いま遡上しているのは、主に2019年春から20年春に放流した20万匹の一部。日本近海を回遊して今年初夏ごろに本流の標津川に戻ってきたものだという。

 同事業所は今年も9月上旬までに24万粒を採卵。川では自然産卵する魚もおり、同事業所の平間美信所長は「命を大事にする気持ちで、優しく見守って」と話した。(小野田伝治郎、写真も)

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