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北海道新幹線、直近の乗客数コロナ前の70~80%減 都市間特急より減少幅大 続く苦境、戻らぬ観光利用

 北海道新幹線新函館北斗―新青森間は新型コロナウイルス禍による利用減で苦境が続いている。もともと観光利用が大半を占める北海道新幹線にとって、コロナ禍による移動自粛が続く限り、回復の兆しはなかなか見いだせないのが現状だ。道内の都市間特急などに比べても利用客の減少幅は大きく、直近数カ月の利用客数もコロナ前の水準に比べると70~80%減となっている。

 JR北海道によると、北海道新幹線の利用客数はコロナ前の2019年と比べると、2月は19年比77%減、北海道に2回目の緊急事態宣言が出されていた6月は同81%減、8月も同73%減と落ち込んだままだ。

 JR北海道の路線全域で利用客が減っているものの、札幌―岩見沢など都市間主要3区間の特急利用客は6月が同72%減、8月は同62%減。新千歳空港と札幌を結ぶ快速エアポートの利用客も6月は同51%減、8月は同45%減となり、いずれも北海道新幹線の減少幅の方が大きくなっている。

 都市間特急や快速エアポートには一定の通勤通学需要があり、5~6月に道内で緊急事態宣言が再発令されたものの、通勤や通学を取りやめる動きは限定的だった。一方で観光客の戻りは鈍く、新幹線利用は低調のままとなっている。

 こうした苦境の中、北海道新幹線では3月から新幹線で宅配便を運ぶ「貨客混載」事業を開始。有効活用法を模索する動きも活発化している。

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