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海洋微生物を生活習慣病予防薬に 函館の北大院・高谷助教、CFで研究費募る

 北大大学院水産科学研究院(函館市)の高谷直己助教(31)が、糖尿病などの生活習慣病の予防につなげようと、優れた抗炎症性を持つ海洋微生物由来の色素成分「カロテノイド」の発見に向けた研究を進めている。生活習慣病の発症に関わるとされる「慢性炎症」を抑制する医薬品開発などへの足掛かりにしたい考え。現在、クラウドファンディング(CF)で研究費を募っており、高谷助教は「多くの人間の体をむしばむ生活習慣病を『過去の病』にしたい」と意気込む。

 高谷助教は、健康維持に効果のある海洋生物由来の成分解明が専門。世界の死因の7割を占める生活習慣病に起因する糖尿病、がんなどの非感染性疾患(NCD)への有効な治療法が確立されていないことから、「全世界共通の由々しき問題で、予防や治療に寄与したい」と、数年前から研究に着手した。NCDは国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」で減少目標が設定されている。

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