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クマ出没相次ぐ旭川、河川敷閉鎖し2カ月 スポーツ団体、拠点失い困惑

 クマの出没が相次ぐ旭川市内中心部で、河川敷や自転車道の閉鎖が約2カ月間続き、活動拠点を失ったスポーツ団体などが困惑している。閉鎖中の河川敷には野球場やパークゴルフ場などがあるが、活動場所の代替が難しい団体もある。関係者からは「行政には問題の解決の道筋を早く示してほしい」という声が上がる。

 「河川敷の球場が使えず、練習の組み立てが難しい」。旭川の中学硬式野球チーム「旭川大雪ボーイズ」の西大條(にしおおえだ)敏志監督(55)は頭を抱える。全道大会が10月上旬に迫る中、拠点とする石狩川河川敷にある「金星橋硬式野球場」の使用再開が見通せない。市内で硬式球を使える球場は限られ、チームは現在、室内練習場での練習を余儀なくされている。

 市内では6月中旬以降、JR旭川駅裏の忠別川や美瑛川の付近でクマの姿や痕跡が断続的に確認されている。そのため現場付近の河川敷や自転車道は立ち入りが禁止され、いつ解除されるか見通せない状況だ。

 旭川龍谷高陸上部の女子長距離選手は普段の練習で石狩川河川敷の自転車道を使用。6連覇を目指す10月の全道高校駅伝に向け、代替策として陸上自衛隊旭川駐屯地周辺の歩道を走るが、阿部文仁監督(45)は「歩道は通行人と接触する危険性が自転車道より高い」と強調。「選手が安全安心に練習するためにも、自転車道を自由に使える日が早く来てほしい」と話した。

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