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「草の響き」10月1日函館で公開 シネマアイリス、全国に先駆け CFは15日午前0時まで

 函館市民映画館シネマアイリス(函館市本町22)は、オール函館ロケ5作目の映画「草の響き」を全国公開に先駆け、10月1日から同館で上映すると発表した。10月8日から札幌など全国で順次公開する。同館は海外の映画祭への出品などに向け、クラウドファンディング(CF)を行っている。

 函館出身の作家佐藤泰志(1949~90年)が79年に発表した同名小説の映画化。精神科に通い、ランニングを日課とする男性が、路上で出会った若者と心を通わせる姿を描く。同館が開館25周年記念作品として企画・製作・プロデュースを手掛け、主演は東出昌大さんで、主人公を支えるキーパーソン役として奈緒さん、大東駿介さんらが出演する。監督は斎藤久志さん。

 また、完成した予告動画の特報映像やティザービジュアル(映画の紹介画像)、劇中カットも公開された。ティザービジュアルには、東出さん演じる主人公・和雄が空を見上げているカットが大きく配置され、「聴こえてくる―静まらない心の震えが」というコピーが添えられている。タイトルロゴは、佐藤泰志直筆の文字が使用されている。

 斎藤監督は本作について「もし、佐藤泰志が『小説』という人生を全うしたと仮定するなら、おそらく僕は今、『映画』という人生の途中にいるんだと思う。人生とは時間。それぞれの時間の重なり合った先に一つの映画が生まれました。そこに観(み)る人の時間が重なれば幸いです」とコメントを寄せている。

 CFは9月15日午前0時まで、北海道新聞社のCF「find H(ファインド・エイチ)」の専用ページ(https://find-h.jp/project/cinema_iris/detail)で実施。目標金額は150万円で、映画公開に向け国内での宣伝や、海外映画祭のプロモーション活動などに充てる。支援は千円から10万円まで可能で、お礼メールのほか、全国共通鑑賞券や草の響き公式ホームページへの名前掲載、撮影台本など金額により返礼がある。

 アイリスの菅原和博代表は「コロナ下で海外渡航が難しい時代。過去4作品も海外の映画祭に出品しているが、この作品も多くの外国の人に見てもらいたい」とCFへの協力を呼びかけている。

 問い合わせはシネマアイリス(電)0138・31・6761へ。(堺麻那)

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