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ワクチン8割分確保見通し 札幌市、12歳以上妊婦事前登録開始

 新型コロナウイルスワクチンについて、札幌市は10月上旬までに累計で約290万回分が供給され、接種対象となる12歳以上の8割が2回接種する分を確保できるとの見通しを明らかにした。米ファイザー製ワクチンの供給量が回復したため。市は新規予約を停止していた集団接種会場の受け付け再開や、接種を担う医療機関への配送量を増やすなどし、政府が掲げる「10~11月中の早い時期」に希望者への接種完了を目指す。

 市によると、ファイザー製は8月29日までに153万回分が供給済みだ。その後も2週間おきに22万2300回分が届き、10月10日までに計66万6900回分が供給される見込み。米モデルナ製ワクチンについても、8月29日までに32万8600回分が供給され、30日~9月5日の4万7千回分が決まっている。

 このほか、今月に順次再開した職場接種と、道開設の「北海道ワクチン接種センター」(厚別区)の市民接種分が9月末までに計32万回分になると想定。10月上旬までに少なくとも計約289万2500回分が供給される計算となり、12歳以上の市民8割に当たる142万人が2回接種できる。

 市はファイザー製の供給不足で新規予約を停止している札幌パークホテル(中央区)と札幌エルプラザ(北区)の集団接種会場2カ所について、9月中旬の受け付け再開を目指す。医療機関での接種については、ファイザー製の配送量を増やすほか、モデルナ製の使用も検討する。

 一方、市は重症化リスクの高い妊婦と16歳以上の同居人を、集団接種の優先接種の対象に加え、27日に市のホームページで事前登録を始めた。妊婦健診を受けている医療機関で接種できない市民向けとなり、9月8日から予約を受け付ける。(阿部里子)

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