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<戦後76年>「生活図画事件」忘れない 鹿追 投獄された故松本さんしのぶ会

 【鹿追】戦時中に治安維持法で道内の美術部学生らが弾圧された「生活図画事件」で逮捕、投獄された故松本五郎さん(昨年10月に99歳で死去)を追悼する「偲(しの)ぶ会」が1日、十勝管内鹿追町内で開かれた。一緒に逮捕され、戦後も交流を続けた同級生の菱谷良一さん(99)=旭川市=が「半身をもぎ取られたようで悲しい」と別れを悼んだ。

 同日に福原記念美術館(鹿追町泉町1)で始まった追悼展の実行委員会が主催し、道内各地から約40人が参加。知人や遺族ら5人が松本さんの思い出を語った。菱谷さんは暖房のない独房で冬の寒さに震えた獄中生活を回顧。入浴時に偶然、湯船の中で松本さんと再会した際に「無言で顔を見合わせ、万感の思いを込めて目で意思を通じた」と振り返った。

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