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モスク改造、中国化加速 イスラム「回族」集まる西寧 当局、厳戒監視 不満封じ込め

 中国青海省の省都・西寧で7月に入り、国内有数の信者を抱える「東関清真大寺」など複数のモスク(イスラム教礼拝所)でアラブ風のドームや尖塔(せんとう)を取り壊す工事が本格化している。習近平政権が進める「宗教の中国化」の一環で、当局は厳戒態勢でイスラム教徒の少数民族・回族の不満を抑え込んでいる。(青海省西寧で十亀敬介、写真も)

 16日、西寧駅に近い東関清真大寺を訪れると、工事用のフェンスで囲まれた正面広場に鎮座したクレーンが足場に使う資材をつり下げていた。ドームや尖塔、イスラム教を象徴する三日月マークを撤去するためだ。警察車両が何台も陣取る中、作業員が振るう金づちの音が響く。現場近くにいた回族の男性は「アラブ風は駄目になった。本当にもったいない」と嘆いた。

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