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函館出身女性の激動の生涯を本に ロシア人と18歳で結婚/戦前、オランダ領東インドで農園 調査した慶大名誉教授が出版

 明治時代に旧松前藩士の子供として函館で生まれ、その後、オランダ領東インド(現インドネシア)に移り住んだ1人の女性がいる。三輪ヒデさん(1902~86年)。東インドで農園を切り開き、日本の敗戦やインドネシアの独立など近現代史の荒波にもまれながら生き抜いた。彼女と子孫のファミリーヒストリーを調べ上げた1冊の著書が出版され、その波瀾(はらん)万丈な生き方が静かに脚光を浴びている。

 ヒデさんの生涯を調査したのは、慶応大の倉沢愛子名誉教授(74)=インドネシア社会史=。ジャカルタで見つけた一つの公文書をきっかけに、15年間にわたってヒデ夫妻やその子孫の動向などを調べて、「南島に輝く女王 三輪ヒデ」(岩波書店、2750円)を5月に出版した。

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