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入山直後クマが襲う? 滝上 遺体は首都圏の女性か

 【滝上】オホーツク管内滝上町滝ノ上原野の林道で12日に見つかったヒグマに襲われたとみられる遺体は、所持品などから首都圏在住の60代の女性の可能性があることが13日、紋別署などの調べで分かった。女性は11日に旭川市内でレンタカーを借り、12日朝に同市内のホテルを出発しており、同署は林道に入って間もなくクマに襲われた可能性があるとみて、身元や死因を調べている。

 同署などによると、女性は登山旅行で道内入りしたとみられ、1人で旭川市内のホテルに11日から連泊する予定だった。遺体には後頭部に大きな傷があったほか、腕や背中にも動物によるとみられるひっかき傷があった。登山服を着用し、近くにリュックが落ちていたが、クマよけの鈴などは見つかっていないという。同署は今後、司法解剖して死因を調べる。

 現場近くにはクマのものとみられるふんが残されており、道立総合研究機構の専門家と地元ハンターが13日、林道に入ってクマの痕跡を調べた。滝上町は現場は山中だとして駆除は要請しない方針。

 同町などによると、林道の先には登山客に人気の浮島湿原があるが、上川管内上川町側から入山する人が多い。遺体を発見した網走西部森林管理署西紋別支署滝西森林事務所の畠山俊広首席森林官(59)は「湿原に向かっていたのだろうが、なぜ滝上側から入ったのか」と話した。

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