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議長、見直し表明したが… 道議会「答弁調整」かたくな 読み上げに終始、緊張感欠く

 定例道議会で23日に終了した一般質問では、道議と道側が質問と答弁を事前に一字一句すり合わせる「答弁調整」が続いた。15日に新議長に就いた小畑保則氏は見直す考えを示しているが、ここまでの本会議では質問書と答弁書を読み上げるだけの質疑が変わる気配はない。各会派の検討も始まらず、見直しに向けた見通しは立っていない。

 一般質問は18、21、22、23日に計20人が立った。大半は道側と従来通り事前に意見交換し、答弁の「てにをは」まで書面で細かく調整。質疑は緊張感を欠いたままほぼ予定通り進み、退席や居眠りも目立った。

 18日には鈴木直道知事が北海道結志会議員への答弁で「主語がなかった」などと聞き直す場面もあったが、結志会側は道議会で理事者には議員に質問する反問権は与えられていないなどと反発。知事はこの部分の答弁を21日に取り消し、道幹部は「事前に決められたやりとりしか認めない、道議会の風土を象徴しているようだ」と漏らした。

 答弁調整は横路孝弘知事時代に空転を防ぐため始まったとされる。歴代知事や道議らは繰り返し廃止方針などを打ち出したが、その度に復活してきた=表=。

 小畑議長は15日の議長就任会見で答弁調整を問題視し、各会派と議論する考えを表明。各派幹事長会議の座長を務める自民党・道民会議の中野秀敏幹事長に取りまとめを求めたが、中野氏は一部会派と接触するにとどまり、会議での議論は始まっていない。

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