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コールセンター、食品関連、商社…札幌のクラスター「会社」で急増 保健所「休憩中も気緩めないで」

 札幌市内のコールセンターや企業などの「会社」で、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が急増している。5月27日~6月9日の2週間で計18件が確認され、その前の2週間の3倍に達した。市内の1日当たりの新規感染者数は15日まで5日連続で100人を下回るなど減少傾向にあるが、インドで最初に確認されたデルタ株が道内で拡大する恐れもあるとして、市は休憩室の換気やこまめな手指の消毒など基本的な感染対策の徹底を呼び掛けている。

 市はクラスターについて、飲食店等、福祉施設等、病院、会社、学校等、その他の6分類で集計している。会社での発生件数を2週間ごとにみると、4月中旬までは1~3件で推移していたが、市内で感染者数が急増した4月29日~5月12日は5件、5月13~26日は6件。5月27日~6月9日に発生した18件のうち11件はコールセンターで、食品関連会社や商社でも確認された。

 市保健所によると、今回クラスターが確認されたコールセンターは、いずれも職場をビニールカーテンで仕切ったり、マイク付きのヘッドセットを個人貸与したりするなど、必要な対策を講じていた。

 市は会社で感染が拡大した要因は不明としながら、変異株に感染する子供が増えたことも影響しているとみる。市幹部は「子供が家庭内にウイルスを持ち込んで親が感染し、職場内にも広がった可能性がある」と指摘する。

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