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倶知安町、大型ホテルの建設制限 来年度にも、環境保全へ規制強化

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 【倶知安】後志管内倶知安町が、リゾート施設の多いひらふ地区などで建築物の用途を制限するなどの規制強化を検討していることが分かった。来年度中にも未開発地が多い地区での大型ホテルの建設を制限するほか、宿泊施設の開発を禁止する区域の設定も検討。外国資本による大型開発が相次ぐ中、地域の環境悪化を防ぐ狙いだ。これまでリゾート開発が広がり続けてきたニセコ地域の転換点になる可能性がある。

 現在、ひらふなどリゾート施設が多い地区は、建物を建てる際に建ぺい率や容積率が規制される準都市計画区域に指定されている。町はこのうち未開発地などを新たに「保全エリア」と位置づけ開発拡大を抑制する方針。具体的には建設可能な宿泊施設の床面積の上限を定め、大型のホテルや店舗の建設を認めない方向で検討している。大型ホテルはスキー場周辺などの一部エリアに集約し、羊蹄山を中心とした景観の保全につなげる。

 保全エリア外でも、建ぺい率や容積率などの規制を一部強化する方針。リゾート地区外でも森林などが多い地域は外国資本による土地買収が続いているため、宿泊施設の建設を禁止するエリアも設けたい意向だ。具体案は年内にも取りまとめるが、開発事業者などの反発も予想される。

 町内では急速にリゾート開発が進んだ影響で、水道水不足や温泉資源の枯渇も進み、スキー場の混雑や駐車場不足なども課題になっている。

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