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高齢者接種の予約伸び悩み 札幌の大規模会場 加速の鍵は

 65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、道と札幌市は大規模・集団接種会場を同市内に計4カ所開設し、政府目標の「7月末完了」の実現を目指す方針だ。ただ、札幌の高齢者の1回目の接種率(3日現在)は10・7%と全国の主要市より低いにもかかわらず、集団接種の予約件数は伸び悩んでいる。高齢者や専門家は、接種率向上には《1》会場の近さ《2》交通利便性《3》地域単位の「打ち手」確保―が重要だと指摘しており、大会場を整備するやり方は「住民目線に立っていない」との声もあった。

■歩ける範囲に

 「集団接種会場は家から遠く、近所の病院では『かかりつけ医ではない』と接種を断られた」。札幌市厚別区の無職原田マサエさん(97)は、こう憤った。市は5月24日から、中心部の2カ所に集団接種会場を開設したが、原田さんは家の中を歩くのもやっとで「1人では無理」と断念した。

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