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道内唯一の「アニヴァーサリー・プランナー」 岡田真梨(おかだ・まり)さん

 イベント会場の装飾や撮影スペースのデザインを手掛ける「アニヴァーサリー(記念日)・プランナー」。パーティーグッズなど身近な材料を使い、求められたテーマに合った世界を生み出す。「心に残る空間をつくり、特別な記念日を演出したい」と語る。

 渡島管内森町出身。函館の高校を卒業後、道教大岩見沢校で美術や図工を学び、同町や函館で小学校教諭を務めた。

 転機は長男の育休中。離乳食のおかずの形や盛り付けを工夫すると、長男は苦手なものでも喜んで食べた。献立をインスタグラムに投稿するようになり「画面の中に一つの世界観を表現できる」と気付いた。そんな時、投稿仲間からアニヴァーサリー・プランナーの存在を知らされ、忘れかけていた美術の道に進む夢に火が付いた。その後、学校を退職。日本アニヴァーサリー・プランナー協会(神奈川県)の講座に通い、2018年にプロ資格を取った。

 同協会によると、全国に約160人いるプロ資格保持者のうち道内は1人。現在は函館を拠点に企業の記念式典から家庭の誕生会まで、幅広いイベントの装飾を担当する。イメージ通りの飾りを作るため、雑貨店などを10軒以上はしごすることもあるが「子どもや家族に笑顔が広がることが何よりうれしい」。

 近年は100円ショップなどでも飾り付けに使える材料が豊富にそろう。「少しの工夫でいい。その日の主役を思って準備することが、すてきな思い出につながる」と呼びかける。函館で夫と長男と3人暮らし。38歳。(加藤遥花)

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