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道、酒提供店に休業要請 札幌など「特定区域」で 31日まで、大型店は土日祝日

 16日に北海道を対象に緊急事態宣言が出されるのを前に、道は15日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、宣言発令に伴う対策を決定した。16日から適用し、全道での外出自粛要請に加え札幌市、その他の石狩管内、旭川市、小樽市を「特定措置区域」に指定して千平方メートル超の大型商業施設に土日祝日の休業を要請することなどが柱。規制を強化することで道内の感染拡大抑制を図る。宣言の期間は31日まで。

 鈴木直道知事は会議で「私自身、この難局に全力で立ち向かう覚悟だ」と述べ、道民への協力もあらためて呼び掛けた。

 特定措置区域では百貨店などの大型商業施設は休日休業のほか平日の営業を午後8時までとする。休日休業としている他県の事例や経済活動への影響などを考慮し、限定的な対応にとどめた。イベント開催は上限5千人か収容率50%以内のいずれか少ない方とし、営業は午後9時までとする。

 飲食店は酒類やカラオケ設備を提供する店は休業とし、それ以外は営業時間を午前5時~午後8時に短縮。ただし居酒屋などでも酒類やカラオケ設備提供をやめれば時短営業は可能とする。知事は休業や時短要請に従わない場合は命令でき、応じない際は30万円の過料を科すことができる。

 道は当初、既に営業自粛要請中の札幌市を除く石狩管内、小樽市、旭川市については一連の要請を18日からとする方針だったが、早期実施が必要と判断し、適用を一律16日からとした。ただ、店側の時短などの準備時間確保を念頭に知事は「遅くても18日からの実施をお願いする」と述べた。

 高校や特別支援学校には分散登校とオンラインを組み合わせた学習を行うよう要請する。

 事業者には出勤者の7割削減を目指し在宅勤務などを促すほか、午後8時以降の勤務抑制を求める。道立や市町村施設は原則休館。

 特定措置区域以外の「措置区域」では、飲食店の営業時間は午前5時~午後8時で、酒類提供は午前11時~午後7時。イベントは上限5千人とし、営業は午後9時までとする。

 道は15日、警戒ステージを最高レベルの「ステージ5」に移行。北海道医師会などと共に「北海道医療非常事態宣言」を発出し、「できる限り外出しない」ことなどを呼び掛けた。(藤本卓郎、佐藤海晟)

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