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サハリンに北前船主倉庫 小樽で活動の西谷家 専門家「貴重な遺産」

 【コルサコフ仁科裕章】1905年(明治38年)から45年(昭和20年)まで日本が統治したロシア・サハリン(樺太)南部のコルサコフ(大泊)で、石川県加賀市を拠点として明治期に小樽市や樺太に進出した北前船主、西谷(にしや)家の石造倉庫が残っていることが分かった。樺太に進出した北前船主の活動はほとんど分かっておらず、専門家は「手がかりとなる貴重な歴史遺産」と評価している。

■加賀に写真残る

 北前船に詳しい小樽商大の高野宏康学術研究員が、北海道新聞が提供した現在の石造倉庫の写真と、加賀市の西谷家邸宅に残る26年(大正15年)撮影の倉庫の写真を照合。倉庫にしるされた西谷家の家印(いえじるし)「ニ」や、隣接する線路の位置が一致することなどから、同一の建物と確認した。サハリンで北前船主に関する建造物が確認されるのは初めてとみられる。

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