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道内コロナ、最多の326人感染 札幌246人、初の200人超

 道などは2日、新型コロナウイルスに感染した6人が死亡し、新たに326人が感染したと発表した。道内の1日当たりの感染者数では昨年11月20日の304人を上回り、過去最多。このうち札幌市発表分は再陽性2人を含む246人で初めて200人を超えた。急速な感染拡大が続く中、札幌市は2日の市新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、市有施設を休館するなど、市内の人出を減らすための新たな対策を決めた。

 札幌市の246人(うち居住地非公表33人)は、過去最多だった昨年11月19日の197人を上回り過去最多。

 変異株PCR検査の陽性者は新たに86人確認された。内訳は札幌市分が76人、旭川市分5人、小樽市分3人、道分2人。道内の変異株陽性者は道立衛生研究所などでの確定済みを含め、計1977人となった。

 変異株の感染が急速に拡大する中、秋元克広札幌市長は市新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、3日にも鈴木直道知事と会談し、国の「まん延防止等重点措置」の適用要請に向け、国との協議を加速するよう要請すると説明。会議後の臨時記者会見で「札幌市としては、もう申請する時期なのではないですか、と申し上げている」と強く知事に求める考えを示した。

 市によると、すぐに患者を受け入れられる病床数は現在約390床。秋元市長は会見で「実質的に使用率は9割を超えている」と強調。市は病床をさらに20床上積みする考えだ。

 病床の確保が逼迫(ひっぱく)する中、市は、搬送先が決まらずに救急車内で患者が待機し続けるのを避けるため、一時的に患者を受け入れる「入院待機ステーション」の整備も検討。宿泊療養施設に看護師を増員して、医療資材を増強し、酸素投与などを行えるようにする。

 また、市は観光施設や区民センターなどの市有施設を2日以降、準備が整い次第、原則休館することを決めた。さっぽろ羊ケ丘展望台は4日、円山動物園は6日から休館。

 時計台などの市有施設の夜間ライトアップも休止し、商業施設にも夜間の消灯に協力を求める。感染拡大に歯止めがかからない中、市有施設休館などの追加対策で人の移動の抑制をさらに図る考えだ。(山村麻衣子、中村征太郎)

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