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高齢者ワクチン、5月に13万人分 札幌市長、連休「外出しないで」

 札幌市の秋元克広市長は28日の定例記者会見で、同日の市内の新型コロナウイルスの感染確認者数が170人となったことについて「まさに感染拡大の局面」と述べ、大型連休中は、必要な買い物以外の外出を控えるよう強く求めた。また、5月24日から接種が始まる65歳以上の高齢者向けワクチンは、5月中に約13万1300人分が市に配分されることを明らかにした。

 市長は、子どもの感染割合が増えていると警戒感を示した。感染者の年代別では、10代から80代までほぼ各1割ずつとなっている。市長は「年齢に関係なく感染し、非常に厄介なウイルス。(従来株とは)別のウイルスと思って対応した方がいい」と指摘した。

 27日現在の市内の入院患者数は327人で、病床使用率は7割強。市は病床がある医療機関に対し、独自に1床当たり最大100万円の協力金を支給し病床の上積みを目指している。市長は「1床でも2床でも積み上げたい」と強調。症状が治まった高齢者を施設や自宅に復帰させるまで一時受け入れる「後方支援病院」の確保も同時に進める。

 大型連休を含めた5月11日までの特別対策期間の過ごし方については、健康のための散歩や、食料品などの避けられない買い物を除き外出を極力控えるように求めた。市長は、「本当に必要なこと以外の目的では外出しないでほしい」とした。

 ワクチンは、5月3日の週までに約4万6500人分、10日の週から2週間かけて約8万4800人分が届く。市内の65歳以上は約27万人で、1人2回接種のため54万人分のワクチンが必要となる。市は6月以降の安定供給を求めていく。高齢者の接種予約について市長は「予約受け付け体制など、十分に対応して準備したい」と述べた。

 大型連休中も、市の相談窓口「救急安心センターさっぽろ」(♯7119)や一般電話相談窓口((電)011・632・4567)が相談を受け付け、通常の休日当番医に加え、発熱外来も輪番で診察に当たる。(中村征太郎、山中悠介)

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