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札幌、病床使用6割に急増 医療機関、連休控え危機感 新型コロナ

 新型コロナウイルスの変異株感染が全国で拡大する中、道内の新規感染者の7割が確認されている札幌市内で入院患者が急増し、コロナ患者の病床使用率が18日時点で60%に上昇した。道内の入院患者全体では重症患者数が20人台で高止まりし、大半を札幌市内が占める。大型連休を控え、道と札幌市が市内の飲食店に対する営業時間短縮要請の検討に入ったが、医療関係者は「人出が多くなる時期を迎え感染者はさらに増える」と危機感を強める。

 札幌市内では3月1日に83人だった入院患者が同15日に100人を突破。同29日には200人を超え、4月16日には260人を上回った。同市内の新型コロナ患者用病床440床に対し、18日時点の入院患者は264人で病床使用率は60%に達しており、「まん延防止等重点措置」が初めて適用された大阪府の66%(13日時点)に迫っている。

 入院長期化を防ぐため、厚生労働省は4月8日付の通知で変異株感染者の退院・転院時に求めていたPCR検査による陰性確認を一部で不要とするなど基準を緩和した。

 ただ、札幌市内の医療関係者は「転院先の病院に求められ、陰性確認の検査を続けているのが実情」と明かし、入院患者数が高止まりする一因になっていると説明する。

 道内の重症患者数も、最多だった昨年12月16日の37人に近づきつつある。今月18日時点の道内の入院患者577人のうち重症患者は24人。中でも札幌市内が19人と大半を占める。

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