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<北海道 移住者たちの選択>総集編 ヨソモノが支える「ニセコの活力」

 2020年12月から紙面と電子版で連載してきたシリーズ<北海道 移住者たちの選択>のニセコ編(全12回)が完結しました。ニセコ地域の中で移住者が、どんな位置付けにあるのか、人口のデータ分析と、多くの移住者を受け入れるニセコ町の片山健也町長へのインタビュー、取材した記者3人の座談会から読み解きます。(倶知安支局 宇野沢晋一郎、高橋祐二、桜井翼)

倶知安市街地上空から望む羊蹄山=2020年10月28日(本社ヘリから、中村祐子撮影)
倶知安市街地上空から望む羊蹄山=2020年10月28日(本社ヘリから、中村祐子撮影)

■コロナ前、転入者が人口の2割に

 近年、リゾート開発が相次いでいる後志管内のニセコ地域。そのもう一つの特徴が転入者数の多さだ。新型コロナウイルスの影響がまだ限定的だった2019年度、倶知安、ニセコ両町の年間の転入者数は、年度末人口の2割前後に達しており、北海道全体の平均を大きく上回る。入れ代わり立ち代わり地域に住み、生活する多くの「ヨソモノ」が、地域の産業や経済に活力を与え、支えている。

 年間転入者数を年度末人口で割り、地域の中で転入者の占めるおおよその規模を算出した=グラフ=。2019年度の倶知安町は年間の転入者数が3468人で、年度末人口と比較すると、22・3%になる。ニセコ町も転入者は885人で、17・6%を占めた。


 一方、北海道全体の転入者の比率は2019年(暦年)で、わずか1・1%。ニセコ地域は道内でも極端に転入者の多い地域だといえる。

 その多くは冬にリゾートやスキー場で働き、春の訪れとともに地域を離れる一時的な居住者だ。ニセコ地域はコロナ前まで、転入だけでなく転出者も多く、冬とそれ以外の季節の人口の差が大きかった。

 最近では、新たなタイプの移住者も見られるようになった。

 移住者が存在感を高めるニセコ地域の将来像について、シリーズを担当した倶知安支局の記者3人が座談会を通じて展望しました。
<北海道 移住者たちの選択>総集編記者座談会


(年齢・肩書は掲載時)

 シリーズ<北海道 移住者たちの選択>は、4月27日から十勝東北編を連載します。

■シリーズ<北海道 移住者たちの選択>
 北海道に移り住んだ人たちが、移住前に何を思い、葛藤し、どんな希望を持って「北海道」を選んだのか、その一端を紙面で紹介しつつ、決断の舞台裏を電子版で詳しくお伝えします。
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 記事の一部は、多言語サイト「The Hokkaido Shimbun Press」で、5言語(英語、中国語=繁体、簡体=、韓国語、タイ語)に翻訳し、随時、配信します。
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