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夕張「社会減」昨年の倍 3月末人口 企業破産や撤退響く

かつては多くの酔客でごった返した夕張市本町地区の梅ケ枝通り。人口減で衰退が著しい
かつては多くの酔客でごった返した夕張市本町地区の梅ケ枝通り。人口減で衰退が著しい

 【夕張】市が発表した住民基本台帳に基づく3月末現在の人口異動報告によると、転出者数が転入者数を上回る「社会減」は72人で、前年同月の36人の2倍に達した。昨年12月にも同様の傾向があり、市は3月末でのマルハニチロ夕張工場閉鎖、昨年12月の夕張リゾート破産などで、転出者が増えたためと分析している。

 市の3月末の人口は7302人で、2月末を84人下回った。「社会減」72人に加え、死亡者数が出生者数を上回る「自然減」が12人だった。

 「社会減」の内訳は転入者28人に対し、転出者100人だった。前年同月は転入者33人、転出者69人。転入者がそれほど変わらないのに対し、転出者が30人以上増えた。3月末で閉鎖したマルハニチロ夕張工場は、従業員と家族を含め35人ほどが新しい職を求めて市外に転出したとしており、この分が転出者数を押し上げたとみられる。例年、3月の「社会減」は40人前後とあって、市は「72人減は突出した数字」と話す。

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