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「はこだて柳屋」伝統のカステラ製造最盛期 “思い”刷り込み半世紀「出会いに感謝して」「祝一年生うれしいね」… 繊細な技、後輩に継承へ

 【函館】「夢ひらく春」「出会いに感謝して」―。新入学、就職シーズンを迎え、和洋菓子製造販売の「はこだて柳屋」(本店・函館市万代町3)で「刷り込みカステラ」の製造が最盛期を迎えている。手作りの型紙を使って文字を刷り込む同社では50年以上続く伝統製法。職人が丁寧な手つきで、カステラに贈り主の思いをのせている。

 「一発勝負。ミスは許されない」。50年ほど刷り込みを担当する同社の職人泉秀正さん(70)は、こう話すとカステラに文字を切り抜いた型紙を置いた。へらで上から下へクリームを一気に伸ばす。慎重に型紙を外すと、表面に「祝 一年生うれしいね」の文字がくっきりと浮かび上がった。

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