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エボラ出血熱感染を10分で判定 北大など開発の診断キット、国内製造販売承認

 エボラ出血熱ウイルスの感染の有無を判定するため、北海道大人獣共通感染症リサーチセンターの高田礼人教授と医療機器など製造のデンカ(東京)によって共同開発された診断キットが、厚生労働省から国内での製造販売承認を得た。キットに血液を垂らすと10分で結果が判明する。エボラ出血熱はアフリカなどで深刻な問題となっているがこうしたキットは十分普及していないといい、高田教授らは来年にも世界保健機関(WHO)の承認を得て、感染地域に広めたい考えだ。

 承認は3月18日付で、国内では初めてのケース。抗体の付いたキットに血液を1滴垂らすと血中のエボラウイルスを捉え、感染が判明する。機器の整わない診療所や屋外でも使え、早期発見が期待できるという。

 エボラ出血熱は致死率が9割に達するとされ、アフリカなどで流行が相次いでいる。アフリカには検査機器や電源のない地域が多く、手軽な方法が求められていた。高田教授は「現場で感染第1号を見つけられれば拡大を防げる。キットを通じ国際貢献を果たしたい」と話している。

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