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犬猫の殺処分、初のゼロ 旭川市20年度 避妊や譲渡を促進

 旭川市で殺処分される犬と猫の数が2020年度、初めてゼロになった。猫は初で、犬は8年連続。12年度に市動物愛護センター「あにまある」(旭川市7の10)が開設されてから、譲渡のサポートや避妊・去勢手術を地道に進めた結果、収容される数自体が減った。1日には市動物愛護条例が施行され、飼い主の責任はこれまで以上に問われる。

 前身は市内江丹別町にあった「嵐山犬抑留所」で、市民が飼えなくなったり、迷子になったりした犬猫の収容を中心に行っていた。新たな飼い主への譲渡は少なく、年に約500匹の犬と猫が殺処分されていた。

 あにまあるは命の大切さを伝える拠点として12年9月に開設され、保護や譲渡に力を入れた。動物の収容施設としては全国でも珍しく中心部に構えたことが奏功し、近隣の市役所の用事や買い物の途中に立ち寄る市民が増加。ホームページでも情報発信しており、人気がある犬種や子猫が保護されると希望者が殺到し、職員の大竹克幸さんは「目当ての猫が他の人にもらわれ、ショックで泣き崩れる人もいたほど」と話す。

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