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郷土資料館とともに32年 知内の学芸員・高橋さん退職「町民の応援あったからこそ」

 【知内】渡島管内知内町郷土資料館の学芸員を計32年間務めてきた高橋豊彦さん(69)が今月末で退職する。高橋さんは1984年の資料館開館とともに着任し、町内の自然や文化に触れる体験教室や学習講座を開くなど、資料館ならではの教育活動に取り組んできた。高橋さんは「資料館の存在意義を模索し続けた32年間だった」と振り返った。

 「常設展は1回見れば満足してしまう。だからこそ、教室や講座などの充実に力を入れてきた」。高橋さんは18日、学芸員最後の講座として、資料館の歴史を振り返る講演を町中央公民館で行い、強調した。集まった約30人の参加者に、自ら企画した知内川での砂金掘りや役場庁舎屋上での天体観察などについて、当時の写真や動画を紹介した。

 高橋さんは江別市教委の文化財事務所での勤務を経て、1983年、道埋蔵文化財センターの調査員として湯ノ里地区の遺跡の発掘に従事。その縁で翌年、資料館の学芸員になった。

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