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函館で変異株疑い 市立保健所 感染者2人から

 市立函館保健所は26日、函館市内で初めて新型コロナウイルスの変異株の疑いがある検体2件が見つかったと発表した。変異株が疑われる感染者は出張で函館を訪れた愛媛県在住の30代男性会社員と市内在住の70代無職女性。同保健所は同日、道立衛生研究所を通して国立感染症研究所(東京)に検体を送った。1週間以内に変異株か確定する見込み。

 2人はいずれも同保健所が25日に陽性を発表した感染者。函館市衛生試験所などが同日、変異株かどうかを簡易的に調べるスクリーニング検査を行い、判明した。同保健所は男性の濃厚接触者はいないとし、女性の濃厚接触者については調査中としている。

 男性は変異株を伴うクラスター(感染者集団)が発生している松山市の繁華街を利用していた。

 女性は札幌市を訪れていた。変異株と疑われる函館市外の患者の濃厚接触者で、同保健所はいずれも感染拡大地域との往来に伴う感染とみている。

 いずれも軽症で、市内の指定医療機関に入院している。同保健所は変異株疑いの患者の対応について原則入院としているが、「軽症、無症状の変異株の感染者が相次いだ場合、病床逼迫(ひっぱく)につながりかねない」として、今後も継続して入院措置をとるか検討している。

 同保健所は「変異株であってもマスクの着用や手洗いはこれまでと同様に有効」として、感染予防対策の徹底を呼びかけている。

 市立函館保健所と道によると26日、道南で新型コロナの新たな感染者はいなかった。(高橋智也)

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