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<デジタル発>岩見沢の大雪なぜ? 雪雲運ぶ「西北西の風」

 この冬、岩見沢市が大雪に見舞われた。2月下旬には1946年の統計開始以来2番目に多い「最深積雪205センチ」を記録。道路や線路の除雪が難航し、交通網が大きく乱れ、ごみ収集に遅れが出るなど市民生活に影響が出た。一方、同じ道央(北海道中央部)地域の札幌市などでは平年より雪が少ない。なぜ、岩見沢に局地的な大雪が降ったのか。そのメカニズムを探った。(文/報道センター・野呂有里)

大雪で立ち往生した列車を動かすため、線路を除雪する作業員=2月24日午後6時15分(小川正成撮影)
大雪で立ち往生した列車を動かすため、線路を除雪する作業員=2月24日午後6時15分(小川正成撮影)

■1日50センチの大雪、2度も

 この冬の岩見沢市は、昨年11月から今年2月まで、1日30センチ以上の降雪を記録した日が毎月あり、計6日に上った。特に降雪量が多かったのは、《1》51センチ(12月1日)《2》40センチ(2月9日)《3》50センチ(2月24日)。1日20センチ以上の降雪も、11~2月に計16日観測している。

 特に2月23~25日はまとまった雪が3日間降り続け、降雪量は計81センチに。最深積雪は205センチに達し、2012年2月12日の「208センチ」に次ぐ記録となった。


グラフ左下にある一時停止ボタンで画像を停止し、日付の目盛りをクリックすると当日の積雪量を確認できます。


 同じ道央の都市の11~2月の最深積雪を比較してみると、札幌市は61センチ(2月8日と27日)、小樽市は81センチ(2月27日)。2月の平年値と比べても、札幌市は36センチ、小樽市は38センチ少ない。岩見沢市の北側に位置する同じ空知管内の滝川市は127センチ(2月26日)に達し、2月の平年値を19センチ上回った。ただ、平年値の1・7倍まで積もった岩見沢市ほどではない。

■鍵は「西北西の風」

 なぜ、岩見沢で大雪が降ったのか。

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