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<デジタル発>「退院後が大変」 コロナ後遺症40代が語る

 新型コロナウイルスの感染者の中には、療養後も後遺症に悩まされる人も少なくない。昨年11月に発症した北海道北部の40代男性は、退院して約3カ月がたっても、息苦しさや嗅覚障害など後遺症とみられる症状と向き合いながら、仕事を続けている。こうした体調不良は見た目に分かりにくく、新型コロナとの関連も不明な部分が多いため、周囲に相談しづらく、心身共に苦しんだ時期もあったという。「後遺症を抱えながら仕事をするのは想像以上に大変」。周囲の理解やサポートの重要性を訴えている。(文/報道センター 岩崎志帆)

オンライン取材で後遺症の悩みを打ち明ける男性。味覚障害を抱え、飲める飲み物の選択肢も狭まり、以前は嫌いだったお茶を飲んでいるという
オンライン取材で後遺症の悩みを打ち明ける男性。味覚障害を抱え、飲める飲み物の選択肢も狭まり、以前は嫌いだったお茶を飲んでいるという

■自宅療養後も続く“異変”

 男性は昨年11月下旬に体調不良を訴え、検査で陽性が判明。10日間の入院を経て、その後に2週間、自宅療養を続けた。熱が下がるなど症状が落ち着いたため、日常生活に戻った。

 だが、体調不良は改善しない。右足の小指の付け根に1カ月近く痛みを感じたり、目が充血したり。口角炎が消えず、鼻血が出ることもある。

 息苦しさが一番つらい。しかも今年は雪が多いので、急に年を取ったかのような、ゆっくりとした速度で雪かきをしている。

 匂いも分かりづらかった。後遺症を疑って、試しにイカの塩辛とさんまのかば焼きを食べてみたところ、味がよく分からず味覚障害だと確信した。

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