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在任14年、不満噴出 署名2週間で集まる/辞職迫る教授に拍手 旭医大学長解任請求

 【旭川】旭川医科大の教授らでつくる「旭川医科大学の正常化を求める会」が24日、吉田晃敏学長の解任を学長選考会議に請求した。署名が短期間で集まった背景には、大学の正常化を求める声の高まりがある。選考会議は全国の大学では北大に続き2例目となる学長解任の是非を審査する重い役割を担うことになった。

 「学長選考会議には透明性を保ちながら、迅速に審査を進めてもらいたい。時間をかけては解任請求の意味がない」。発起人の1人で内科学講座の長谷部直幸教授は24日、こう述べた。

 文部科学省によると、全国の国公立大の学長選考会議で学長の解任が審査されたのは「把握している限りでは過去に北大だけ」という。北大では前学長の名和豊春氏の職員への過度な叱責(しっせき)などを理由に学長選考会議が2018年11月、調査委員会を設置。名和氏は20年6月に解任された。

 学長選考会議や学長解任手続きに必要な事項を定めた旭医大の規程によると、今後はまず提出された署名を確認した上で、次回の会議で解任請求を了承し、審査に進む見通しだ。現在4期目の吉田学長の任期は23年6月末で、残り2年4カ月となっており、審査の期間も焦点となる。

 署名集めは当初、今月28日が締め切りだったが、22日までの2週間という短期間で必要数が集まった。大学関係者によると、吉田学長の言動に不満を持つ教職員は多く、これまで抑えられていた不満が一気に噴き出した形だ。

 旭医大で今月10日に開催された教授会では「求める会」の発起人の1人でもある皮膚科学講座の山本明美教授が吉田学長に対して「自ら大きな決断をして、本学のためにご退任いただけないでしょうか」と要求し、他の教授らから拍手が起きる場面があったという。

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