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海面に輝く白い帯 余市で群来 今年初確認

 【余市】後志管内余市町沿岸で12日、ニシンの群れの産卵で海が白く濁る「群来(くき)」が確認された。群来の周辺の岩場では朝からニシンを狙う釣り人が集まり、釣果を楽しんだ。余市郡漁協などによると、余市町での群来は今年初めて。

 町内浜中町の海岸から約30メートルの沖合で、釣り人が集まる岩場を取り巻くように長さ200メートルほどの乳白色の帯が海面に漂った。早春の陽光を受けて輝き、ニシン特有の生臭さの混じった風が吹いた。

 近くの岩場では、朝早くから余市や小樽から来た十数人の釣り人がさおをふるった。

 余市町に住む板垣秀雄さん(73)は「体長30センチ前後の大ぶりのニシンが2時間弱で50匹以上釣れた。ご近所に配ってから、もう1回釣りに来た。まさに入れ食いだね」と喜んだ。

 余市郡漁協では今年1月10日に沿岸のニシン漁が解禁。昨年は3月下旬までに125トンを水揚げしたが、今年は2月12日現在で30トンにとどまっている。(川村史子、写真も)

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