
42 大学生協主催 業界研究セミナーで講演 青山夕香
1月15日(土)と16日(日)の二日間、大学生協事業連合北海道地区主催の「北海道地区業界研究セミナー」で講演した。
イベントは11:00から17:15まで。二日間で約400名の学生が参加した。
第一部では11:00から11:35まで「コロナ禍でも絶対内定!最強の就活攻略法」をテーマに講演し、履歴書やESの書き方の基本から具体例まで伝えた。学生はスマホやパソコンから参加していた。
第二部は出展企業による1分間スピーチ。業界や自社についてPRをされていた。ここで学生は各社の概要を掴むことができ、第三部の企業個別説明会へと続く。出展企業は約30社で、各社ともインターンシップ情報や業界、仕事について、35分間の持ち時間で説明をしていた。
コロナ禍の中、採用に意欲的な企業が出展しており、理系の学生を望む企業も数社出展されていたので、学生には非常に有意義な説明会であったと思う。
二日間とも参加していた学生もいたと思うが、イベント終了後に大学の教え子から「先生のSNSを見て知りました。魅力的なイベントだと思って調べたらもう終わっていて悲しかったです」といった連絡もあった。
自分に必要な情報や良い情報を仕入れられているかどうかで、就活に大きな差がもうすでに出てしまっているのだ。そこで、大学生協が発信している情報にも興味をもってほしい。
大学生協では、企業名は知られていないが、世の中で活躍している企業を「シルベキ企業」として紹介している。
二日目は「ESと面接に自信が持てる!最強の就活術」というテーマで講演した。オンライン面接のマナーや、志望動機や自己PRの伝え方等、資料の撮影もフリーにして話をした。
今後もオンライン説明会が主流になっていくだろう。その際のポイントとしては、チャット機能が有効なら自己紹介をしてから質問したり感想を記入すること。自己紹介なしにストレートな質問や感想を記入するより、簡単な自己紹介があった方が、相手に自分の印象をしっかり残せるからだ。挙手機能があれば積極的に使うこと。アクションがある学生を人事担当は覚えているもの。
大学生協主催の業界研究セミナーを皮切りに、これから毎月のようにオンライン就活イベントが開催される。情報をきちんと仕入れること。就活生の活動はここから本格始動する。