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道南イカ漁、20年度436トン 3年連続最低更新 外国船乱獲、高い水温

 【函館】道南近海で漁獲するスルメイカ漁が1月末で終わり、函館市水産物地方卸売市場の2020年度の生鮮取扱量は計436トンと、過去最低だった前年度より4割減少し、最低記録を更新した。海洋環境の変化や外国船による乱獲で資源量が少なくなっていることに加え、20年度は津軽海峡の海水温が高かったことが影響。記録的な不漁に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響で価格は3年ぶりに下落に転じ、漁業者には「二重苦」となっている。

 漁期は20年6月から21年1月末までで、取扱量は前年度比313トン減少した。過去最低を更新するのは3年連続。20年度は、比較可能な統計がある05年度以降で最多だった08年度の取扱量(8924トン)のわずか5%ほどまで落ち込んだ。一方、1キロ当たりの平均単価は上昇傾向が続いていたが、20年度はコロナ禍で飲食店などの需要が落ち込んだため、取扱量が激減したにもかかわらず、836円と前年度より16円下落した。

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