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全日本レスリング・グレコV 帯広北高出身・清水賢亮 宏保さんに続き一族二つ目の金メダリスト目指す
「天皇杯での優勝は初めてだったので、すごくうれしい」
北海道出身の大学生レスラーが2020年12月、全日本選手権グレコローマンスタイル63㎏級で初優勝を果たした。帯広北高出身の清水賢亮(拓殖大3年)、スピードスケートの清水宏保の甥だ。
■課題克服、決勝で実証
「2カ月前に開催された全日本大学グレコローマン選手権では優勝することができたけど、結構課題がみつかった。その課題を修正できたことが今回の優勝につながったんだと思います」
グレコローマンスタイルは、腰から上を攻め合うレスリングだ。ロシアや東ヨーロッパではフリースタイル以上に盛んなスタイルで、バック投げ(プロレスでいうとジャーマンスープレックス)や俵返し(サイドスープレックス)など、豪快な投げ技が決まることでも知られている。
グラウンドの展開になると、ディフェンス面も重要になってくる。大学選手権後、清水はこの部分を強化し、決勝で実証してみせた。