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旭川厚生病院 外来2カ月ぶり全面再開 感染防止へ完全予約制に

 新型コロナウイルスの国内最大規模のクラスター(感染者集団)が終息した旭川厚生病院が27日、約2カ月ぶりに外来診療を全面再開した。感染拡大防止策として外来診療を完全予約制とし、一日の患者数も従来の5~7割に制限する。再開初日は通常の3分の1ほどの340人の患者が来院、「かかりつけ」の医師の久しぶりの診察に、安心した表情を見せていた。

 午前9時ごろ、予約済みの外来患者が、市内外から車や徒歩で続々と来院した。3カ所ある入り口を中央玄関1カ所のみにし、看護師はマスクとフェースシールドをつけて対応した。外来患者には、玄関に入ってすぐと診察室に入る前の計2回の検温が行われた。

 3カ月ぶりの来院という鷹栖町の沖村英雄さん(78)はこの間、厚生病院から処方箋を送ってもらい、自宅近くの薬局で薬をもらっていた。「久しぶりに先生に診てもらえて安心した。検温など感染防止策もしっかりしていた」と胸をなで下ろした。

 肺の疾患のため、クラスター発生前までは月1回通院していた上川町の女性(85)は「久しぶりのエックス線で、症状が良くなっていて安心した。再びクラスターが起こらないことを願っている」と話した。

 同病院は急性期医療を提供する旭川市内の5基幹病院の一つ。昨年11月21日にクラスターと認定され、新型コロナの新規感染者の受け入れや、救急、外来診療を休止していた。同病院の感染者は計311人に上ったが、昨年12月30日以降は新たな感染者が出ておらず、今月13日に外来診療の一部を再開、26日にクラスター終息を宣言した。

 受診は予約センター(電)0166・33・3266に申し込みが必要で、翌々日以降の診療日から予約が可能。初診は他の医療機関の紹介状が必要になる。救急は2月1日に再開させる方針。(高田かすみ、綱島康之)

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