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深川―留萌間、富良野―新得間 バス転換へ早期決断必要 JR島田修社長インタビュー
2020/12/23 07:03 更新
JR北海道の島田修社長は北海道新聞のインタビューに答え、JRが廃止・バス転換方針としている留萌線深川―留萌間、根室線富良野―新得間について「何年も議論していればいいものではない」と述べ、沿線自治体の合意が前提としながらも早期決着を目指す考えを示した。島田社長が本紙の単独インタビューに答えるのは昨年秋以来で、新型コロナウイルス感染拡大後では初めて。
島田社長は新型コロナの影響でバス事業者の経営も厳しさを増していることを踏まえ「バスも鉄道もと言っていると、地域の公共交通が消失してしまう」と、同一区間を走る交通機関が共倒れになることを懸念。「(沿線自治体が)早期に決断する必要性が、新型コロナにより加速した」と強調した。バス転換の時期には言及しなかったものの、国の監督命令で一定の結論を出すよう命じられている2023年度までが念頭にあるとみられる。
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