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心の傷生む「毒親」 食事抜き、容姿否定… 長く子供を苦しめる

 日常的に子供に嫌な思いをさせる「毒親」をテーマにした書籍が増えている。事件化されるような悪質な虐待でなくても、容姿を否定したり、自分の手足のように扱ったりすれば、長期的に子供を苦しめる。親のどのような態度に“毒”を感じたのか、親に対するトラウマ(心の傷)を抱える女性たちの体験から考えた。

 「母は私を自分の一部のように捉え、支配していました」。福祉関係の仕事に就く札幌市のさとみさん(48)=仮名=は、母親との関係を振り返る。幼少期は「みったくない」と容姿を否定され、機嫌を損ねると食事を抜かれた。

 過干渉や束縛は高校2年生の時、母親がパーキンソン病を発病してから悪化した。「あんたのせいでこんな病気になった。面倒を見るのは当たり前」。そう言い放つ母親は、さとみさんが家庭を持ち、育児や仕事に忙しくても「今すぐ来て」と頻繁に電話をかけてきた。さとみさんはうつ病や摂食障害になり、無理解な父親を前に「死んでやる!」と暴れたこともあった。

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