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<みなぶん>郵便ポストなぜ使えない? 投函口にガムテープ 道内10局、感染発生で回収できず

 「近所の郵便ポストの投函(とうかん)口にガムテープが貼られていて使えない。(新型コロナウイルスの)感染予防のためという張り紙もあった」。札幌市内の読者から「みなぶん特報班」に投稿が寄せられた。調べてみると、郵便局で感染者が確認された場合に、ポストを利用停止にすることがあることが分かった。

 投稿は2日に寄せられた。利用停止のポストは札幌市豊平区内で、3日午前に現場を訪れるとガムテープは既にはがされていた。近くの薬局の従業員が「朝までは貼ってあった。その後、はがしたんだね」と教えてくれた。

 周辺を回り、ガムテープを貼ってあるポストを見つけた。豊平郵便局長名の張り紙があり、「感染拡大防止のため、当ポストの利用を一時停止させていただいております」と記されていた。

 日本郵便北海道支社に取材した。2日午前に豊平郵便局の職員1人の新型コロナ感染が判明して業務をほぼ休止し、配達や回収が十分に行えないことから、利用できるポストを限定。同局管内(豊平区)の144のポストのうち、利用頻度の高い箇所などを除く大部分のポストにテープを貼ったという。

 その後、濃厚接触者に該当する職員がいないことが分かり、札幌市保健所の助言も受けて3日朝から全業務を再開。ポストの利用停止も同日中に順次、解除したという。

 支社によると、道内の郵便局では3日までに計18局で局員の感染が確認され、このうち、豊平を含め、配達業務を担う集配局10局が、ポスト利用の一時停止を行った。支社の担当者は「各郵便局前など一部ポストは必ず利用できるようにしている。なるべく配達の遅れが出ないよう、対応している」と説明する。(門馬羊次)

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