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安全祈願の「火入れ式」 日鉄室蘭高炉が再稼働 AI初導入で高品質の鉄づくりへ

 【室蘭】日本製鉄(東京)は22日、室蘭製鉄所の「心臓部」に当たる高炉の19年ぶりの改修工事を終え再稼働させた。同社は、自動車向け特殊鋼の棒鋼・線材生産の最重要拠点である道内唯一の高炉に約350億円を投じ、日鉄初の人工知能(AI)を導入した製鉄所に刷新した。

 安全操業を願うため同日行われた「火入れ式」には、湊博之室蘭製鉄所長や青山剛室蘭市長ら約50人が出席。関係者がたいまつにともした火を、熱風を吹き込む「羽口(はぐち)」に差し入れ、点火した。湊所長は「特殊鋼棒線基地として、付加価値の高い優れた商品を社会に提供し、地域に貢献し続けたい」とあいさつ。全員で万歳三唱し、鉄のマチ室蘭のシンボル一新を祝った。銑鉄(せんてつ)を取り出す初出銑(はつしゅっせん)は23日以降の予定。

 同社は7月8日に高炉を休止し、8月22日に本体工事を始めていた。(田中雅久)

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