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旭川最多40人感染 厚生病院でクラスター 新型コロナ

 旭川市は22日、市内の旭川厚生病院(499床)で入院患者や職員ら28人が新型コロナウイルスに感染し、市内3例目のクラスター(感染者集団)に認定したと発表した。21日公表の1人も同病院職員で、クラスターは計29人に上る。同病院は市内の感染者を受け入れる五つの基幹病院の一つで、院外からの感染者の受け入れを休止する一方、院内で感染した入院患者は5階病棟に集めて治療する。

 市内の新たな感染者は同病院を含め40人で、1日の感染者としては過去最多。

 市保健所と同病院によると、19日に6階病棟の看護師がのどの痛みを訴え、20日に発熱し、検査を受けたところ、陽性と判定された。3階病棟の看護師2人ものどの痛みを訴え、3、6階の入院患者や看護師らを中心に検査し、計29人の感染が判明した。内訳は看護師13人、入院患者16人。軽症か無症状だが、入院患者1人は以前から重症肺炎を患っていたという。

 検査対象は職員千人と入院患者300人、過去2週間に退院した200人の計約1500人。同病院は年間約800件の分娩(ぶんべん)を扱い、小児救急医療も担っており、産婦人科や小児科から優先的に検査する。

 道などの感染症専門医3人が院内に入り、感染拡大防止と病棟再編に当たっている。森達也院長は市役所で記者会見し「コロナ対策に協力すべき病院でありながら院内感染が起き、おわび申し上げる」と謝罪。「PCR検査を進めているが、(すべての)結果はまだ出ていない」と述べ、感染者が増える可能性にもふれた。

 クラスターが確認されている慶友会吉田病院では、看護師や患者ら7人(市発表6人、道発表1人)が新たに感染し、感染者は計94人となった。

 クラスター以外では6人の感染が判明し、このうち50代男性は市内の道立高校教員。

 このほか、道は上川管内(旭川市除く)で男女2人の感染を発表した。(小林史明、土門寛治、星野真)

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